仕事を請けると、最初に仕様書が配布されます。仕様書とはなんでしょう?
仕様書はかならずあるもの
仕様書というのは、データを入力する時のルールが書かれているものです。入力のルールだけではなく、納品形態や納期などその仕事に関するルールが書かれているので、間違いのないように最初に十分チェックしましょう。
クライアントによっては、特に仕様書という形の文書ではなく、メール本文に書かれていたり、仕様の書かれたホームページのアドレスが案内されていたり、とさまざまですが、どのような形だとしても、必ず仕様はあります。
ではどんな仕様があるのでしょうか。実際の例を使って見てみたいと思います。
仕様書のパターン
テキスト入力でよくある仕様
テキスト入力でベタ打ちの場合は、基本的に見たまま入力していきますが、特殊な文字は指定された文字に置き換えることがあります。
例)
仕様内容:原稿でルビ(ふりがな)が振られている時は、★漢字★ふりがな★と入力する
原稿:”薔薇”という文字に”ばら”とふりがなが振られている場合
入力例:★薔薇★ばら★
また機種依存文字といって、機種によって表示できない特定の文字があるため、そういった文字も指定された記号やタグなどをつけて入力することも多いです。
データ入力でよくある仕様
アンケートや名刺などのデータを入力する場合、「氏名」「住所」「電話番号」などの基本事項はほとんどの場合入力することになります。
氏名項目では、苗字と名前の間にスペースを入れるかどうか、住所項目では番地の「1丁目2番地」などを「1-2」と変換して入力するなどの指定があることが多いです。また数字の部分のみ半角、などのように全角・半角の指示が入ることがほとんどです。その他、アンケートの回答など原稿に即した項目に対して、それぞれ仕様があるのでルールに沿って入力します。
サンプル仕様書
私が実際に仕事で使っていた仕様書(私が作成したもの)を公開します。一部、公開用に修正している点もありますが、ためしに読んでみて、すべて理解できるかどうかチェックしてみてください。