在宅ワークで文字入力の仕事を請け負うと、「機種依存文字は■と入力してください」などの仕様が指定される場合があります。機種依存文字はデータ入力をする上では必須の知識ですので、きちんとおさえておきましょう。
機種依存文字とは
機種依存文字というのは、パソコンの機種によって表示されたり、表示されなかったりする文字のことです。基本的に、半角の英数字と全角の日本語(ひらがな・カタカナ)はどの機種でも表示されますが、半角カタカナや全角の特殊記号などは機種によって表示されないものや、表示が変わってしまうものがあります。
たとえば、(株)という文字を入力する場合、記号で(株)という記号がありますが、そのまま入力すると機種によっては表示されません。そういった機種依存文字が入力用の原稿に出てきた場合は、仕様書を確認します。
データ入力の仕事をする場合、たいていは代替文字で入力することが多いです。そこに文字がある、ということが認識でき、またその文字が機種依存文字であることがクライアント側で確実に確認できるからです。
もし「■で入力してください」と代替文字が指定されている場合は、
原稿⇒「(株)あいうえお」
入力⇒「■あいうえお」
のように入力します。
付箋などを原稿につけておくように指示があればそのようにし、「(株)→■で入力しました」などと書いておきます。これはあくまでも仕様書で指定されている場合です。仕様書に機種依存文字の取り扱いが指定されていない場合は、必ずクライアントに確認してどのように入力するべきか指示を仰ぎましょう。
機種依存文字参考サイト
機種依存文字の詳しい解説や一覧を見ることができます。
入力した文書をコピーペーストで貼り付けると、機種依存文字が含まれているかどうかチェックできます。