実際にSOHOとして在宅ワークをした場合の報酬はどのくらいもらえるのでしょうか。また、どんな形で報酬が計算されるのでしょうか。
在宅ワークは出来高制
パートさんやアルバイトさんのお給料は時給計算ですよね。一生懸命働いても、サボっていても(笑)、1時間○○円という計算でお給料が出ます。でも在宅ワークでは、出来高制の場合がほとんどです。クライアントによってはミスのあったデータが差し引かれたりすることもありますが、基本的には仕上がったデータの分だけお金がもらえるというわけですね。単価1円のデータを5000件入力すれば、単純に5000円の報酬を頂けるということになります。
時給に換算してみよう
では、時給に換算するとどのくらいになるのでしょう?
たとえば、テキスト(文字)入力のお仕事の場合で、単価が0.25円/字だとします。そしてAさんは1分間で80文字、Bさんは130文字の入力ができるスキルを持っているとします。
その場合の二人の時給は、
Aさん:0.25(円)× 80(文字)×60=1200円/時間
Bさん:0.25(円)×130(文字)×60=1950円/時間
となります。
このように、クライアントから提示される単価や各自のスキルによって大きく変わってきます。これを見て、「えっ!パートやアルバイトより時給がいいじゃない!」とぬか喜びしてはいけません。。(笑)上の計算は単純に文字だけを入力した場合の時給ですよね。これに加えて、作業前に仕様書(お仕事の指示書)を読む時間や、出来たデータを印刷する時間、校正(ミスがないかどうかのチェック)をする時間なども含まれてきますので、結局は時給500~600円ももらえればいい方かな、というのが実情です。
いずれにしても、同じ単価でもスキルが高ければ高いほど時給はよくなるということですね。ですから、効率よく仕事を進めるためにも、少しでも自分のスキルを上げる努力をし続けることは大切なことなのです。
SOHOでの”時給”は、自分の腕次第、ということですね。