実際にデータを納品する手段は、いろいろとあります。どんな方法で納品するのかは、クライアントによって違いますので、仕様書やクライアントからの指示をよく確認して行います。
納品方法のいろいろ
私が経験した納品方法は、以下のようなものがありました。
メール添付
一番多い納品方法です。メールに出来上がったデータを添付して送ります。データは特に「圧縮しないで送る」という指示がなければ、必ず圧縮して送るのがマナーです。
納品するファイルのファイル名は、クライアントの仕様書や指示に書かれているとおりのものにします。特に指示がない場合は、たくさんの納品データを受け取るクライアントの立場にたって、ファイル名を考えるといいと思います。私は、作業の内容や自分の名前を入れたファイル名をつけていました。
例)名刺入力_山田花子.xls など。
原稿が紙やハガキなどであれば、原稿のみ郵便や宅配便で返送することも必要になります。
メール添付の仕方
■Outlook Expressの場合
1.「メッセージの作成」画面で、「添付」(クリップのマーク)をクリック。
2.「添付ファイルの挿入」ダイアログで、自分が入力したデータの保存先から添付したいファイルをクリック。
■Becky!の場合
1.メール作成画面で、クリップのマークをクリック。
(または、メニューの「ファイル」→「ファイルの添付」をクリック)
2.「ファイルを開く」ダイアログで、自分が入力したデータの保存先から添付したいファイルをクリック。
3.確認画面で「OK」をクリック。
メディア
入力したデータを、CD-Rに焼き付けたり、MOやフロッピーに保存して、その媒体を直接郵送や宅配便などで納品する方法です。サイズの大きなファイルを納品する時などに、この方法が指定されることがあります。
郵送・宅配便
納品物が、データではなくプリントした文書のようなものやメディアの場合、郵送で送ることがあります。これは、普通の郵便物として送ればいいのですが、料金不足などで返却されることがないよう、直接郵便局に持ち込むのがベターです。
宅配便の場合は、クライアントによっては業者を指定されることもありますので、その場合は指示通りの業者を使って発送します。