在宅ワークでデータ入力をする場合、必ず原稿があります。その原稿は、通常宅急便で送られてくるケースが多いので、返却も宅急便ですることがほとんどです。
データ入力の仕事では、データ自体をメールやCD、MOなどで納めるのと、原稿や校正用紙を宅急便を使って返却するところまでを含めて”納品する”ということことになります。
宅急便の送料はばかにならない
宅急便で原稿などを発送・返送するときの送料は、たいてい「双方負担」となることが多いです。双方負担というのは、送られてくるときはクライアント側で負担、送り返す時はワーカー側で負担、という意味です。
当然、ここは自分の経費になりますので、たとえば作業報酬が1,500円の仕事をして、宅急便代で800円かかると、収益は700円ということになってしまいます。作業単価と作業量を考えるとちょっと悲しいですよね。ほかにも経費はかかっているわけですから、なるべく収益を多く得るためには、この経費をできるだけ削減することが必要です。
宅急便業者を選ぶ
時々クライアント側で「○○社の宅急便を使ってください」と指定されることがありますが、その場合は指定の業者で送ります。そうでなければ、できるだけコストがかからず、安心して依頼できる宅急便業者を選ぶようにします。
私は、常に2、3社の宅急便業者の送り状伝票や専用袋を用意し、料金表を手元においていました。そして、特別な事情や指定のない限りは一番安い業者を利用していました。
会社によって、重さや大きさ、送り先ごとに料金がかわります。ですので、なるべく大きくならないように梱包したり、重くならないように工夫して、できるだけ料金が少なくて済むようにしていました。
280EXPRESSで経費削減
最近、格安の宅急便業者も出てきているようです。お得なサービスを見つけたのでご紹介します。280EXPRESSの特徴
送料1律280円
他の宅急便業者と280EXPRESSとの比較
-他社-
<3辺の合計が60cm以内、重さ1kg以内の場合>
ゆうパック 800円
クロネコヤマト 840円
ペリカン便 840円
佐川急便 840円
カンガルー便 840円
280EXPRESS
<14リットルの専用袋1個につき>
1律280円
重さ制限なし
通常の宅急便では、重量や大きさによって料金が変動するのですが、280EXPRESSでは、専用袋に入れば重さは一切制限がありません。いちいち重量をはかって、減らして。。。とする手間も省けて、ラクに梱包・発送ができます。
夕方集荷、翌日午前中配達
在宅ワークでは、納期ギリギリまで仕事をしていることも多いので、夕方の集荷は助かります。私が仕事をしていた時も、「もう今日発送しなきゃ!」という日は、できるだけ集荷時間の遅い業者を選んでいました。そうすれば、集荷ギリギリまで仕事ができるからです。また納期設定が「午前中必着」とされていることも多かったので、「夕方集荷・翌日午前中配達」は絶対条件でした。
280EXPRESSも基本的には「夕方集荷・翌日午前中配達」ですので、この条件にかなっています。
280EXPRESSのデメリット
どう考えても、他の業者を利用するよりかなりお得なのですが、1点だけ私がデメリットとしてあげるなら、まだ利用できる地域が限られている、という点です。ただ、これは現在随時拡大されているようですので、今は利用できなくても近いうちには利用できるようになるかもしれませんね。
コストを抑えるために
いずれにしても、大切な納品物を早く、確実に届けてくれる宅急便も、コストばかりがかかっていては、報酬の半分以上を持っていかれてしまう、ということにもなりかねません。できるだけコストを抑えることを考えるのも、SOHOの仕事の一つですよね。
個人でも簡単に利用できるので、いざという時のために宅急便業者の一つとして覚えておくと便利です。