データ入力の仕事では、データやファイルをメールでやりとりすることがほとんどです。求人の応募条件にも、「圧縮・解凍ができる方」と書かれていることが多いので圧縮・解凍処理はマスターしておきましょう。
圧縮・解凍に使うソフト
圧縮・解凍がなぜ必要なのかというと、クライアントからの原稿画像や仕様書などを受け取る時や、出来上がったデータを納品する時に、サイズの大きな画像ファイルやWord・Excelなどのファイルをそのままメールに添付したり、複数のファイルをたくさん添付したりするのは、受信する側にも負荷がかかってしまうからです。
そのために、圧縮・解凍ソフトというものがあります。このソフトを使うと、複数のファイルをまとめたり、ファイルサイズを小さくしたりできるため、送信する側にも受信する側にも負担がかかりません。
圧縮・解凍用のソフトは、フリーでいろいろと出ていますが、私は「LHA32ユーティリティ32」を使っています。圧縮にもLZH形式、ZIP形式、CAB形式などの形式がありますが、主に使われているのはLZH形式です。時々クライアント側でZIP形式のファイルが送られてくる場合などもありますが、たいていはLZHとZIPに対応できれば問題ないと思います。LHAユーティリティ32は外部DLLを設定することで、LZH、ZIP、CAB、TAR形式に対応できます。また、エクスプローラ風の画面で操作もしやすく、解凍しなくても圧縮ファイルの中身を閲覧できる機能なども便利です。
LHAユーティリティ32は、Vectorなどのフリーソフト配布サイトで入手できます。圧縮・解凍ソフトもいろいろあるので、自分の使いやすそうなものを選ぶといいと思います。インストールの方法や使い方などは、各ソフトの作者のページに行くと詳しく解説されています。
LHAユーティリティ32の作者のページ
http://www.lhut32.com/index.html
LHAユーティリティ32の作者の方のページです。詳しいインストール方法や、使い方、Q&Aなどがあるので、参考にしてみてください。圧縮・解凍についてよくわからない、という方は、上記サイト内の「圧縮ってなに?」に詳しく書かれているので参考にして下さい。