印刷のストレス
プリントサーバというのは、プリンタをネットワークに接続するための機器です。私は無線LANでパソコンをつないでいたのでプリントサーバも無線のタイプを使っていましたが、かなり便利で重宝しました。最初は、プリントサーバなんて言葉も知らなかったんですが、あまりに印刷に対するストレスが大きく、なにかいい手段はないものかと考えていたんですね。
当時まだ子供たちが小さくてなかなか目を離せないので、私は台所のテーブルの上にノートパソコンを置いて仕事をしていました。なのでプリントアウトする時は、いちいちパソコンを別の部屋に置いているプリンタのそばまで持っていってケーブルでつないで印刷してました。
その後は少し技を覚えて、1台あいていたデスクトップパソコンをプリンタのそばに置いて、そのパソコンと自分のノートパソコンにネットワークを共有させることで、プリンタを使うようになりました。ただ、そうすると印刷する時にそのデスクトップパソコンの電源もいちいち入れなきゃならず、使っていないパソコンなのにその度に電源を入れて立ち上がるのを待つのが、ストレスだったんですね。
それでパソコンに詳しい友人に聞いたら、”プリントサーバ使うといいよ”って教えてくれたんです。
プリントサーバで仕事効率がアップ
早速、インターネットで調べてとりあえず購入。プリントサーバ自体はそれほど値段も高くないし、取り付けたり設定したりするのは2台のパソコンの共有設定をするのよりずっと簡単でした。私の購入したプリントサーバは小型でプリンタに直接外付けできるタイプのものでした。無線でつながっているのでケーブル接続は不要で、パソコンから印刷処理をするとそのデータが飛んで、プリンタから印刷されてくるんですね。
最初に成功したときはとても感動しました。それからは、台所にいてもその場で印刷ができるようになって、かなり快適でした。いちいちケーブルをつなぎにいく手間も、使わないパソコンの電源を入れる手間もないし、ケーブルレスなのでどこからでも印刷できるんですよね。
印刷する、ということにストレスを感じなくなると、参考になるサイトや資料、メールなどを印刷するのをつい後回しにしていたのが、すぐに印刷するようになって、仕事も快適にまわせるようになりました。プリンタと離れた場所で仕事をする方には、プリントサーバはとっても便利です。
ちなみに私の使っていたプリントサーバですが、バッファローのマルチプロトコルプリントサーバを使っていました。これはコンパクトでプリンタポート(パラレルポート)に直接つなげられ、紙切れなどをブザーで知らせてくれるので、離れた場所からの印刷には便利でした。
もちろん1台のパソコンでも、プリントサーバを使うことで離れた場所から印刷することができます。他にもUSB接続タイプなどいろいろあるので、印刷にストレスを感じている方は一度プリントサーバの検討をオススメします。